2012年5月7日月曜日

ゴルフの聖地へ(ドリームズ・カム・トゥルー)

ゴルフの一生涯の夢をかなえるために聖地セントアンドルース・オールドコースに行ってきました。


今回、聖地を訪ねるにあたって、お二人のことを考えていました。
一人は5年前に亡くなった福島県いわき市の整形外科医(志賀弘朗先生)です。この先生には大変お世話になり、機械式時計をいただきました。
もう一人は亡くなった青森市の小児科医の奥口修司先生です。
お二人とも夢が聖地オールドコースでプレイすることでしたが、夢半ばで他界されました。特に奥口先生はケチ(失礼)にもかかわらず
「セントアンドルースに行けるなら、何百万でも借金する。一度、是非行きたい」と常日ごろ話していました。

このたびのツアーにあたって、私は二つのものを持って行きました。一つは志賀先生からいただいた機械式時計を腕につけてずっとツアーを
ご一緒しました。
またもう一つは奥口先生が亡くなる5日前に彼の家でいただいた彼のホールインワンの記念ボールです。
志賀先生からいただいた機械式時計。ワールド機能があるので
便利でした。


オールドコース1番に奥口先生のホールインワン記念のボールをティーアップしました。
そしてティーショットしました。

1番ホール・パー4の376ヤードはタイガーウッズも
ここからティーオフします。ちなみにタイガーは6番アイアンだそうです。
私はスプーンでした。それ以上打つとスイルカン・バーンという小川に入ります。
約250ヤード先です。

奥口先生のことをキャディーのブラウンに話しました。
彼は「ミスター・オクグチのぶんまで頑張ってショットしてください」
と励ましてくれました。
ティーショットは奥口先生が乗り移ったのか、低いフェードになって転がって行きました。約240ヤードの飛距離(?)でした。
ブラウンは黙って9アイアンを渡してくれました。「スイルカン・バーンだけは入れちゃ行けない。大きく打て!」。ショットはちょっと引っかかって奥のカラーを過ぎたラフへ。下りのパットでしたが、速い意識が入りすぎてショート、結局3パットのボギーでした。ここで奥口先生のボールはポケットにしまいました。


ポケットにしまった訳は、これでした。
18番ホールのスイルカン・バーンに架かる橋、スイルカン・ブリッジのたもとにそっと投げ入れました。散骨ではなく、散球してきました。
ありがとう(サンキュー)の感謝の意味も込めて。





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